富士山の周辺にはいろいろな観光地があります。本栖湖からR139を南下して道の駅「朝霧高原」を過ぎると「富士花鳥園」は目の前です。神戸のポートアイランドにあった「神戸花鳥園」(現在は神戸動物王国と改称)の系列だと思われます。
入口は地味ですが中は色とりどりの花で埋め尽くされて華やかです。天井から下がっているのも、階段状に展示されているのも大輪のベゴニアの花々です。 「超大輪の球根ベゴニア」、20数年を掛けて育成したベゴニアは時に直径が30cmを超える大輪の八重咲きが現れます。 ハンギング仕立ての八重のベゴニア種、花の径は5cm超、天井からの丈は3mはある見事さです。 まるでリボンフラワーのような形をした「フクシアは中南米アンデスの原産です。古代インカでは女王の耳飾りと呼ばれた名花でした。品種改良がなされた結果園芸種も多く、これは「シャインカール」で、全ての花がそれぞれ異なる形状のカールをしています。 「クリスマスエルフ」は花、葉が小型で年数が経過しても大きくならない矮性品種です。名前の通り赤と白の花と黒っぽい葉がクリスマスの雰囲気を醸しだします。 1800年代にイギリスで改良された「アチーブメント」、丈夫で非常に成長が早く初心者向きとのことです。 妖精が空中で踊っているような「ブリリアント」、色も形も幻想的です。フクシアは世界で300種類以上があるそうですが此処では約200種を育てているようです。 ここのもう一つの目玉が世界中から集めたフクロウ達です。トップは「ファラオワシミミズク」で北アフリカの砂漠や中東各地に生息していますがその生態はまだよく解っていません。ファラオの貫禄は十分です・・・。 二番目は「アメリカワシミミズク」、北アメリカに生息する唯一のワシミミズク類です。オレンジ色の目が堂々とした印象で大きな羽角はネコのようです。翼を広げると1.5mにもなります。 「ベンガルワシミミズク」はインド亜大陸ではお馴染みのフクロウです。フクロウは海を渡ることを嫌うためスリランカには生息していません。 「オオフクロウ」のリンゴちゃんです。インドネシア諸島を含む東南アジアの森林に生息するフクロウで完全な夜行性です。全体に暗い色調でずんぐりと重厚な輪郭をしています。私もインドネシアでヤモリを狩るフクロウに遭遇したことがありますがこの種類ではありませんでした。 最後は「アフリカコノハズク」、愛称トトロちゃん。コノハズクはフクロウの中でも一番小さい種類なので擬態が得意です。敵に見つからないように極細身になって木の枝に化けたり、羽を思い切り逆立たせて広げ通常の3倍ほどにも大きく見せる技を持っています。此処には他にも多くのフクロウが居ますし、日に数回は大型インコとフクロウのバードショーも実施しています。 完
by Urbanowl402
| 2017-08-19 15:56
| 花・華
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